「和」のライフスタイルを提案する 大島呉服店

人生の節目のお祝い

初正月

あかちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を初正月と言い、盛大にお祝いします。
お祝いの際に飾られるのが、女の子なら羽子板飾り、男の子なら破魔弓飾りになります。
五節句の一つである『正月』には魔が入り込むと考えられ、
この魔から身を守るためにお正月飾りを飾るようになりました。
いづれも魔除けとして飾られる物ですので、赤ちゃんの末永い幸せと健康を願って、お正月前に贈るのが慣わしになって行きました。
しかし加賀・越中・能登では、藩主前田家の祖先が菅原道真であるとの言い伝えから天神信仰が厚く、特に富山県では、長男が生まれると母方の実家から天神様の彫刻や掛け軸がお供えの餅一重ねと一緒に贈られます。
1月25日は天神様をしまいますので、その前にお祝いをします。
お正月には気軽なきものとして、本モスやウールのきものを着せてみては?
柔らかくて着やすいきものです。

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初節句

初節句は、子どもが生まれて初めて迎える節句のことで、女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(3月3日)のことをいいます。男の子は鯉のぼりや五月人形、女の子ならひな人形が母方の実家から贈られます。
もらったら半返しとしてお金をお返しする風習もあります。
しかし飾り物も高価になり、母方だけでは金銭的にも負担が大きくなり全てをまかなうのは難しくなっています。
それで最近では両家が話し合ってそれぞれ分担する場合も増えています。

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初誕生

日本は昔から「数え年」という年齢の数え方をしていました。
数え年はお正月がくると一つ年をとるという数え方です。
ですので、欧米のように誕生日を祝うという習慣はありませんでした。
しかし、赤ちゃんが初めて迎える誕生日だけは盛大に祝う風習は昔から全国的にあったようです。
やっと歩けるようになった子供に「誕生の餅」(一升の餅)を背負わせて歩かせてみるのもかわいいものです。
健康で力強い子供に成長して欲しいとの願いが込められています。
初めての誕生日を迎える日はみんなでお祝いしましょう。

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七五三

七五三の祝いは、かつて武家社会において子供の成長の節目にあたって行われました。
男女共に3歳になると「髪置き」(かみおき)といって髪を伸ばして結い直す儀式が始まりです。
現在は5歳となっていますが、古くは男の子は7歳で、袴の腰をあて紐を結ぶ「袴着」(はかまぎ)という儀式を行い、女の子は7歳になると「帯解」(おびとき)という、つけひもをとって初めて本式の帯を締める儀式を行いました。

*「髪置の儀」

古来男女共通のお祝いでそれまで剃っていた頭髪を、初めて伸ばす儀式が起源とされています。

*「袴着の儀」

平安時代、宮廷貴族社会で行われた通過儀礼が起源。江戸時代には武家・庶民にも広まり、特に男児に袴を着つけさせて、幼児から童児になる為のお祝いとなりました。

*「帯解の儀」

帯直しの祝いともいわれていますが、つけ紐を除いて帯をすることから帯解の祝いといいます。
こうした儀式には、長寿で多幸ある人や一族中の名望ある人が、仮親として依頼されました。
江戸中期以降5歳が男の子のお祝いとなってからは、女の子のお祝いとして定着したようです。

七五三のお祝いの始まり

七五三のお祝いが11月15日に行なわれるようになったのは 江戸時代からだといわれ、その由来は諸説あります。
例えば徳川綱吉の子、徳松の祝をこの日にいったからであるとも、この日が鬼宿日に
当たるからであるからともいわれています。
また11月15日が、氏神の収穫祭をさし、この祭日に氏神様に詣でて子供の成長を祈願し、社会の構成員として、神にも周囲にも認めてもらうように、いつの間にかこの日が七五三のお参りの日になったという説もあります。
本来は11月15日でしたが、最近は10月の終わり頃から11月いっぱいまで神社で受け付けています。(その年のカレンダーによります)
3歳は男女とも剃っていた髪の毛を伸ばし始める「髪置の式」、5歳は男子が初めて袴をつける「袴着」、7歳は女子がきもののひもをとって初めて帯を締める「帯解」の儀式から始まっています。

昔は数え年でしたが、今は満年齢でも行われます。
3歳男児は一つ身紋付に袴、女児は一つ身訪問着に結び帯、もしくは被布を着せましょう。
特に体の小さいお子さんは、結び帯より被布の方が楽でしょう。
11月も終わり近くなると被布の方が暖かくていいかもしれません。
5歳男児は四つ身紋付きもの、羽織、袴と着用します。
まだ一つ身が着られればそれでもよいでしょう。
一つ身紋付の場合は羽織がありませんので、きものと羽織だけになります。
7歳女児は四つ身訪問着に結び帯、または中帯を着用します。
また母親や祖母は色無地より、附下や訪問着など柄のある方がよいでしょう。

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